そうたろうも保育園、はんちゃんも仕事。
そんな状況が久しぶりすぎてなのか、この日はやけに喪失感の大きい日だった。
家にいても、一応テレビをつけるけど、ボーーーッと。
頭の中ではずっとこの1週間の出来事がグルグルしてて、喪失感がムクムクと膨らんでいく。
トイレへ行って血が出ては、
あー空っぽなんだー。
子宮の薬、母乳の薬、飲むたびに、
あー終わったんだー。
今までニオイに敏感だったつわり。
どこにいても、何を嗅いでも、何も気持ち悪いと感じない。
あーもう赤ちゃんいないんだー。
私、このままうつ病になるのかな?
と心配になる程、喪失感に襲われる。
お昼は母がランチへ連れて行ってくれた。
話せばどうせ泣くのに、自分から話題を出して、泣く。
午後はそうたろうのお迎えのギリギリまでずーっと昼寝をした。
お迎えへ行ってから実家へ行き、ゴロゴロ。
なんだかなぁーーー。
という気分でゴロゴロ。
耐えきれなくなって、さやかにLINEした。
「喪失感が日に日に増していって、全然立ち直れる気がしないんだけど、さやかはどうやって立ち直った?」
と聞いてみた。
「立ち直れないのは当たり前だよ!
私も立ち直るのに時間がかかったよ。
思い出してはすぐ泣いて…。
はなは1人になる時間が多いから、すぐに考えてしまうと思う。
でもそうたろうがいるから。
そうたろうのためにも早く元気になってね。」
さやかもなかなか立ち直れなかったと聞いてホッとしたり。
はんちゃんが仕事から帰ってきて、そうたろうが公園へ行こう!
と言うので、3人で行くことに。
でも、頭の中がボーーーッとする。
喪失感で。
そうたろうには申し訳ない程、心ここにあらずな状態だった。
夜はネットで、
「死産 乗り越え方」
というので、検索したほど。
色々な記事をたくさん読んだ。
自分の経験した事を文章にすると、整理がつきやすいというのもあった。
だから、日記代わりに書いているブログに全部書こうと思った。
同じような体験をした人の話を読んで、「ツライ気持ちは自分だけじゃない」と思うのもいい。
とあった。
だから、たくさん読んだ。
オーラの泉で、江原さんと美輪さんが水子の話をしていた内容を書いた記事を読んだ。
「お母さんがいつまでもクヨクヨしてても、子どもはお母さんが心配でなかなか成仏できない。
だから、1番の供養は前向きに生きる事。
そうしたら水子は安心して天国に行ける。」
そうか。
そうだよね。