2週間ぶりに産婦人科へ。
子宮の診察と、母乳外来。
あれ以来の病院。
今日の診察自体、何をするわけでもないのに、何かイヤな気持ち。
壮絶な経験、その時の感情をフラッシュバックの様に思い出しそうでいやだな。
と思いながら。
まずは母乳外来。
おっぱいも張ったり、痛くない。
絞っても母乳もでない。
という事で、母乳を出さないようにする薬はもう終了。
妊娠してたことが夢だったのかな。
と思える程、普通の体に戻る自分。
なんだかなー。
子宮の内診。
悪露がまだ残ってるから、子宮の収縮剤を追加で処方。
「薬を追加しておいたから、これを飲み切って下さい。
病院はもう来なくて大丈夫だからね。
次の妊娠は、生理を最低でも2、3回見送ってからにしてね。」
終わってしまった。
別に通院したかったわけじゃないけど、次また妊娠しないかぎり、ここには来ないんだな。
と。
出産予定日のはずだった、1/2まで通院するつもりだった産婦人科。
終わってしまった。
帰りに、受付で色々な書類を渡された。
明細書や、控えを。
たくさん受け取って、とりあえず車に置いて、歩いて近くの薬局へ。
車に戻ってから、何気なく書類に目を通してみた。
入院費の細かい明細書。
部屋代って、このくらいなんだ。
分娩介助料ってこんなにかかるんだ。
といろいろ感心した。
最後に、総額で33万。
次に、出産一時金の申請の控え。
42万。
差額が9万程払い戻しがあるんだ。
もらえてもこんなに嬉しくないお金が存在するんだと初めて経験した。
病院で無理やり使い切ってほしかった程。
次の書類。
見覚えがない。
なんだろう?
「死胎火葬許可証」
ドキッ!!
「父母の本籍:○○県
父:はんちゃん
母:はなみ
妊娠月数:4ヵ月
分娩年月日:平成26年7月11日 午後1時09分
申請者:はんちゃん
平成26年7月12日 午前9時35分 火葬」
火葬は病院が代理で行ってくれていたから、火葬の時間は全然知らなかった。
12日には火葬されるというのは聞いてたから、その日、何度も今頃はもう火葬されちゃったのかな。
と考えた1日だった。
午前9時35分。
初めて知った。
時間を見た瞬間、色々考えて涙が。
とかじゃない。
見た瞬間、色々考える前に、いっきに泣いた。
今までもちょこちょこと泣くことはあった。
けど、こんなに胸が苦しくて思いきり泣いたのは、産後我が子に会った時以来だった。